どーも、ぞめくんです。
前回の南越谷阿波踊りのレポートに続き、
翌週に行ってきた東京高円寺阿波おどりのレポートを紹介します!
8月の26、27日と2日間開催されましたが、ボクが行ってきたのは27日。
※少し残念だったのが、徳島からの招待連(蜂須賀連さんなど4連)は26日のみだったみたいで会えませんでした。。。
まずは南越谷の時と同じく、舞台公演から観に行ってきましたよ。
舞台公演は、2ヵ所(座・高円寺、セシオン杉並)それぞれ二部構成で開催されていて、
今回は、[座・高円寺]にお邪魔してきました!
ちなみにこの施設、普段は地元連の練習場所としても活用されているのだとか。
14:00から始まった第二部の模様です。
トップバッターは、『東洲斎』。
2008年創立の比較的新しい連ですが、
味のある演舞と構成で、今日一日の期待感がグッと高まりました。
続いて、『粋輦(すいれん)』。
オリジナリティある扇を使った舞は、ステージ上をとても華やかに演出。
男踊りと女踊りのコンビネーションもばっちり。
連名が表しているように、粋な踊りでした!
こちらは歴史ある有名連『菊水連』。
黄色い着流しが鮮やかなちびっこ踊り。
南越谷と同じく、高円寺も次世代へ阿波おどりのバトンがしっかりと渡されてますね。
男女混合の団扇踊り、みんな本当に楽しそうに踊ってます。
続いて、『若駒連』。
色香漂う女踊りとチームワークばっちりの混合踊りが印象的でした。
どの連もそうなんですが、この暗転からの演舞スタートはとても神秘的。
明転し、かっこいいフォーメーションから踊り始めた『舞蝶連』。
高円寺だけでなく本場徳島でもファンの多い人気連です。
まさに蝶のように舞う女踊りは、美しくもありとってもキュート!
とにかく構成が凝っていて、お客さんもみんなワクワクしながら観ていました。
極めつけは、ストーリー仕立ての和傘を使ったちびっこ踊りのソロ!
観客の拍手と歓声がホールに響き渡ってました。
公演のラストを飾るのは、高円寺阿波おどり連協会による合同演舞。
満面の笑みで踊る各連の選抜メンバー。
ステージも観客もボルテージが最高潮に達しました!
舞台公演も終わり、いよいよ本大会が17時からスタート!
高円寺は8つの演舞場を各連が順番に回り、
また南越谷同様、桟敷席はなく沿道から自由に観覧できるスタイル。
ですが、ここは東京高円寺!お客さんの数がとにかく多い。
演舞スタート前は、本当に踊り子がここで踊れるのか?というほど、人、人、人!
ですが、ここも東京高円寺!
長い歴史の中で、地元のみなさんの観覧ルールがしっかり確立されてます。
いざスタートなると、モーゼの十戒のように道が開かれます!!
(もちろん初めて来る観光客も多いので、警備スタッフの方が頑張って整理をされてました)
ルック第二演舞場でまず踊りこんできたのは『江戸っ子連』。
この提灯スタイルに、頬被り、スピード感ある踊りこみ・・・
まさしく徳島の『阿呆連』唯一の弟子連なんです。
阿呆スタイルの軽やかでキレのある女踊りのフォーメ―ション。
熟練した踊りはさすがでしたね!
続いて『浅草雷連』。
この腰の低さで地を這うような踊りこみは、なかなかの迫力でした!
堂々と登場したのは、老舗連『葵新連』。
『徳島葵連』の姉妹連として誕生したのですが、
その後独立し、独自の進化を遂げている高円寺の人気連のひとつ。
どこを撮っても美しく絵になる女踊りに、観客もうっとり。
女踊り、男踊り、女ハッピ踊りのバランスが良く、
全体通して見所が多い演舞でした。
苔作調の速いビートで賑やかに踊りこんできたのは『小六』。
情熱的な踊りに観客のみなさんも盛りあがってました!
と、『小六』の最後尾には能面をつけた踊り子が!
庶民的な親しみやすさと幽玄美がミックスされた
何とも不思議な世界観が面白い踊りでした。
と、ここまで紹介したルック演舞場やその並びにあるパル演舞場などは
昔ながらの商店街なので、踊り子とお客さんの距離が本当に近い!!
ちなみにこちらはパル演舞場のワンシーン。
『ひょっとこ連』さんの粋な踊りに沸くお客さん!
中央で名物連長がベテランの踊りを披露。
こんな感じで、踊り子とお客さんとの空スペースはほとんどありません(笑)
でもこれも、高円寺阿波おどりならではの醍醐味なんですよね。
この後は、次第に日も落ち、逆に熱量は上がっていく[高円寺阿波おどり]。
その熱狂の模様は次回後編で、お届けします!
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