どーもぞめくんです。
あと数日で、徳島市阿波おどりが開催されます。
各情報ガイドやパンフレットで、主要有料演舞場のスケジュールは既に発表になっているので
お目当ての有名連を観るために、スケジュールをみなさん立てている時期ではないでしょうか。
ただ、阿波おどりの魅力は主要演舞場(有料)の踊りだけではないんです!
無料演舞場や広場がいくつかあり、
そこで多数の有名連も踊っていたり
“輪踊り”というのがあって、有名連が各演舞場を行き来する途中、
ストリート上で自然発生的に踊りだすことも。
演舞場の桟敷(さじき)席から観るのとは違って、目の前で踊っているので
迫力もあり、踊り子も即興で踊ることがあり、また違ったパフォーマンスが楽しめます!
※ちなみに輪踊りなど、ストリートのみで踊る連もたくさんあります。
その代表的な連は以前の記事で紹介した『苔作』さんなど。
阿波おどりの会場を歩いていると、いろんなとこで
この“輪踊り”を楽しむことができますよ!
偶然見つけるのも楽しいんですが、
もしできるなら、今、有名連がどこにいるのかリアルタイムで知りたい!!
そんな声が、昔から阿波おどりファンの間では多くありました。
実は、この声を何とか解決できないかと、2年前に始まり
今年で3年目を迎えるあるプロジェクトがあるんです。
その名も、『連レーダー』!!
位置情報でおなじみのGPSではなく、“Beacon(ビーコン)”という特殊な電波発信機器を使い、
スマホで今、連がどこにいるのか、MAP上で見つけられるといった
阿波おどりファンには”待ってました!”といわんばかりのツール。
このツールを開発しているのは、『Code for Tokushima』さんいうグループ(写真提供:猿楽社)。
地域課題をテクノロジーで解決しようと、
様々な専門スキルを持った有志スタッフが集まっている任意団体で、
詳しくは、同グループのHPをチェックしてみてください。
http://codefortokushima.org/
ちなみに、こちらは『連レーダー』のアイデアが生まれたという
2年前の同グループ主催[阿波おどりアイデアソン]の様子。
2015年、2016年はアプリでの提供だったのですが
2017年は、より気軽に利用できるようにと、WEB上(ブラウザ)で情報がリリースされます!!
直前の11日に『Code for Tokushima』のメンバーのみなさんが各桟敷をはじめとした
各ポイントに”Beacon”を設置し
※写真:昨年の設置の様子
ブラウザ上で本格稼働されるのは、
徳島市阿波おどり12~15日の4日間のみです。
当日はこちらにアクセスできるよう
ブックマークしておいてくださいね!(注:11日までは、テスト中です)
↓
http://codefortokushima.org/sub-contents/awaodori/radar/
なお、表示される連は、ただいま『Code for Tokushima』さんが各連と交渉中!(※2016年実績は33連)
本番までに、いくつの連が見られるようになるのでしょうか?
楽しみですね♪
また、こちらの『連レーダー』。
あくまで、『Code for Tokushima』さんという市民ボランティア団体が運営しているものであり、
まだまだ開発中な面もあるということなので、
表示の誤差や不具合などが発生する場合や、
機種によっては動作がしないものもあるかもしれないので、ご了承ください。
参考ツールのひとつとして、気軽に楽しんでもらえればなと思います!
・・・・ただ、ボク的には
今後、行政でも民間でも、このプロジェクトに投資をしていただき
もっとブラッシュアップし、徳島市の阿波おどりには欠かせないツールに成長してほしいなと願っています!
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